間食について
- 2023年12月21日
- むこ栄養だより
間食ときくと、=お菓子?と思われる方も多いかもしれませんが、正しくは朝食・昼食・夕食以外にとる食べ物や飲み物を指します。つまり、お菓子以外にもおにぎりやサンドイッチ、肉まん、果物など様々な食べ物が含まれるのです。
間食の役割は、一日の食事で不足している栄養素を補うことですが、これ以外にも気分転換や日常生活に潤いを与える働きもあります。取り方によっては体重増加などにもつながるので気を付けてとりたいですね。
間食をするポイント
⓵食べる時間を意識する
生活リズムをつけた規則正しい食生活が大切ですが、仕事や生活によって次の食事が遅くなってしまう場合は、間食を摂って空腹をやわらげ、その後の食事を軽めに済ませることも一つの方法です。
②エネルギー摂取量を意識する
一般的な間食の目安は200kcal/日です。ですが人によって食事内容や活動量は異なるので工夫してとると良いですね。
以下は目安のカロリーです。
みかん1個(Mサイズ)約45kcal・バナナ1本 約80~120kcal
りんご中½個 約80kcal・プリン1個(90g) 約110kcal
オレンジゼリー1個(165g)約130kcal・焼き芋中½本 約160kcal
クッキー4~5枚 約200kcal せんべい5~6枚 約200kcal
【高カロリーのおやつ】
ドーナツ1個 約200~350kcal・あんぱん1個(80g)約250kcal
メロンパン1個 約380kcal・ショートケーキ 約350kcal
カップアイス1個(200g)約370kcal
ポテトチップス1袋60g 約340kcal
缶ビール1缶(350ml)約150kcal
野菜ジュース500ml 約135kcal
炭酸飲料500ml 約196kcal・乳酸菌飲料65ml 約50kcal
マックフライポテト(M) 約410kcal
③不足しがちな栄養素を補う
ダイエット中の方ですと間食で食べるものが気になるかもしれませんが間食で不足しがちな栄養素を補うのもお勧めです。食事内容によっても異なりますが、カルシウムが不足した場合は小魚、チーズをとったり、1食が炭水化物中心になってしまった場合はたんぱく質を補えるゆで卵やヨーグルトなどの乳製品などをとるのも良いですね。
夕方以降は消費エネルギーが少なく、脂肪として蓄積されやすくなるので日中にとるのがお勧めです。
市販の飲料にも砂糖が多く含まれる場合が多いので喉が渇く場合の水分補給には水やお茶を選びましょう。
食事の合間の虫押さえやストレスの気分転換・ご褒美として、楽しくとりましょう。