旬の野菜を食べよう~冬野菜~
- 2023年12月28日
- むこ栄養だより
大根、白菜、ごぼう、ほうれん草…と旬を迎える冬野菜を紹介します。
この時期の野菜は栄養価も高く、体を温めたりすることで風邪予防や症状緩和など嬉しい作用もたくさんあります。
鍋や汁物の具材として、寒い日の夕飯にいかがでしょう?
大根・・・冬に甘みを増し、葉に近い上部には消化酵素のアミラーゼ、先端部には辛み成分のイソチオシアネート、皮の近くにはビタミンCが豊富に含まれます。アミラーゼはでんぷんを分解する酵素で消化促進、イソチオシアネートは解毒作用や抗酸化作用も期待されます。効果的に栄養をとりたい時は生のまま大根おろしなどでとると良いですね。
白菜・・・水分が多い淡色野菜でビタミンC、カリウム、マグネシウムといったミネラルと食物繊維などをバランスよく含んでいます。風邪や高血圧の予防にも嬉しい食材です。
ほうれん草・・・鉄分豊富と思われがちな野菜ですが、β-カロテンや各種ビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。また、ルテインという体内では生成できない色素を含むのも特徴で、目の老化予防にも役立っています。葉酸の働きにより貧血予防効果も期待されていますが、レモンや酢をかけてとると吸収率がアップします。ルテイン(目の健康を保つ)は脂溶性のため、効率的に摂りたい時は油と一緒に調理すると良いですよ。