2月の行事食
- 2025年1月30日
- むこ栄養だより
2025年の豆まきは2月2日(日)に行われます。
節分は立春の前日であるため、立春が2月3日であれば節分は2月2日になります。
豆まきは邪気を払い無病息災を願う行事です。
「鬼は外、福は内」と声をかけながら豆をまき、疫病や邪気の象徴である鬼を払いましょう!
*恵方巻:その年の恵方(良い方向)を向いて巻きずしを食べる行事です
2025年の恵方は「西南西」です。
*柊鰯:ヒイラギの枝にいわしの頭を指して玄関口に飾る風習もあります。
①節分の日に食べる豆まきの豆の栄養について
豆まきの豆:節分に使用する豆は炒り大豆を使用しているところが多いようです。
大豆には良質なたんぱく質やビタミンミネラルがいっぱいあります。
「畑の肉」と呼ばれるほどです。
体の調子を整えてくれる、ビタミンB1,ビタミンB2,ビタミンE,そのほか、
カリウム、カルシウム、鉄分!栄養たっぷりですね!
年の数だけ食べたらいい!!と言われますが、食べきれずに残ってしまうこともありますね。
そんな時は柔らかくしてお料理にお使いくださいね。
お豆を食べるときの注意:よく噛んでお召し上がりください。
小さなお子様がいらっしゃるお宅は誤飲にはお気をつけください。 よろしくお願いいたします。
➁恵方巻の栄養
皆さんは巻きずしの具材は何を入れますか?
私は昔ながらのかんぴょう、干しシイタケ、高野豆腐といった具材が好きです。
これらすべて食物繊維、ビタミンD,カルシウムを豊富に含む食品です。そこに卵焼きも加えます。
海苔そのものに、ヨウ酸、ビタミン、亜鉛なども含まれますので栄養バランスばっちりです!
ただ、塩分が少し多めになるのが難点です。それぞれの具材のお味つけのための調味料に加えて
すし飯そのものの塩分です。塩分が気になる方は、お味つけは薄味がお勧めです。
お子様のいらっしゃる方、またはお好みでは具材を変えていただいても美味しくいただけます。
海鮮風だとか、フライ物を入れていただいても美味しいですよ。
また、巻いてみたいけど「巻きす」がないの。という方。サランラップですとか、クッキングペーパーが代用できます。
是非お試し下さいね。
③鰯の栄養
節分の日に鰯を食べる習慣は、鰯を焼くときの煙が鬼を寄せ付けないから。だそうです。
鰯の栄養は、カルシウム、ビタミンD、鉄分、不飽和脂肪酸があげられます。
不飽和脂肪酸はDHA、EPAは、血中コレステロール、中性脂肪を減らす役割があります。
鰯は鬼退治にも生活習慣病予防にも役にたつ、働き者のお魚です!
是非、この機会に普段のお食事にも鰯を取り入れてみて下さい。
日本には四季があります。そして季節ごとの色々な風習、そしてその時々に合わせて食べる習慣のあるもの。
それぞれ、意味がありそして体にもいいものが多いと思います。
是非、メニューのご参考になさってください。