3月の季節の食事
- 2025年2月18日
- むこ栄養だより
3月の季節の食事
2月3日の立春を過ぎても寒い日が続いています。
実際立春は暦の上では春なのですが、まだまだ寒さを感じ
そして天文学てきには3月20日の春分の日くらいから
本格的に春らしさを感じるらしいです。
寒い冬が終わり暖かい季節が訪れる頃、店頭には「春野菜」が並び始めます。
季節のお野菜は、その時期に必要な栄養価をたくさん含み、また美味しく
頂けます。
是非その美味しい時期にお料理に使ってみましょう!
・菜の花
・アスパラガス
・にら、パセリ
といった、緑のお野菜がたくさんあります。
皆さんもご存じのように緑のお野菜は「葉酸」を多く含みます。
葉酸は血液を作るお手伝いをしてくれる大事なビタミンです。
抗酸化作用もあり老化防止にもつながるそうです。
他には
・新じゃがいも
・春キャベツ
・たけのこ
・フキノトウ
美味しそうなお野菜がいっぱいありますね。
ここでクイズです。
皆さん私たちは一日何グラムの野菜をとればいいのでしょう?
。
。
。
答え:350gです!!
野菜の摂取量350gは、厚生労働省が健康づくりのために提唱した『健康日本21』で、目標値として掲げられているものです。カリウムや食物繊維、ビタミンなど、健康を維持する栄養素は野菜から摂取されやすいからだそうです。
皆さん取れていますでしょうか?
実際皆さんなかなかとれていない。との報告もあります。
野菜の摂取が多い方ほど健康な方が多いという報告もあるそうです。
いつも同じ野菜ばかり食べてしまう、、、またどんな野菜をとればいいの?
そんな時には旬のお野菜をまず選んでください。(旬のお野菜は栄養面もですがたくさん取れる時期
のものなので財布にも優しいです)
そうすると食卓に変化もあるし賑わいます。
お料理の仕方は、ゆでる、蒸す、焼く、てんぷら。なんでもあいますね。
1点だけご注意です!
春野菜は「あく」を含むものがあります。
・たけのこ
・山菜
は特に“あく”が多いので有名です。
ゆでる等して下処理をしてからお料理していただくことをお勧めいたします。
以上春野菜の美味しさお伝え出来ましたでしょうか?
それでは今年の“3月3日のお雛祭り”の日には定番のちらし寿司に今年は
タケノコ、菜の花といった春野菜を加えて皆さんでお祝いをいたしましょう。
ひな祭りにちらし寿司を作るのは、見た目がとても華やかで、縁起のいい山海の幸をたくさん使っている
ちらし寿司には、菱餅のようにひな祭り(桃の節句)独自の由来があるわけではありませんが、ちらし寿司は一度にたくさん作ることができ、皆で食べられ、祝いの場にもふさわしい食べものであるからだそうです。
大勢でたべるとおいしいですよね。
食事は栄養をとるためだけにあるものでなく、みんなで楽しい食事の時間を共有していきましょう。