熱中症にご注意ください!
- 2025年5月29日
- むこ事務だより
熱中症=命の危険
今年の夏も酷暑になると言われていますね。年々暑さが増しているような気がします。最高気温はどこまで上がっていくのか・・・
10年、20年後はどうなっているのか気になるところです。
熱中症は、高温多湿な環境下で体温が上昇したにも関わらず体温調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまう状態です。
初期症状として生あくびや大量の発汗、ほてりが現れ、進行すると集中力の低下、そして体温が40度以上になると意識がなくなることもあります。
熱中症の症状や対策について今からおさらいと準備をしておきましょう!
よくある症状と場面。
〇畑仕事をしていたら、頭痛や吐き気、たちくらみのような症状がでてきた。
〇家の中で過ごしていたのに、体がだるい。
〇風邪症状はないが発熱がある。汗が出ない。
〇手足のしびれ、筋肉痛、こむら返りがある。
熱中症の重症度には3段階あり、対応が異なります。
症状をよく観察して、救急搬送が必要な時は救急車を呼びましょう。
重症度Ⅰ度(軽症)は、熱失神とも呼ばれます。主な症状は、たちくらみやこむら返りで、意識障害はありません。涼しいところで安静にし、水分補給で様子をみてください。水分補給には経口補水液(市販されているOS-1がおすすめ)やスポーツドリンク、または冷たいお味噌汁が効果的です。
重症度Ⅱ度(中等度)は、熱疲労とも呼ばれます。主な症状は、意識がなんとなくおかしい、吐き気、嘔吐、頭痛です。高度の脱水と血液循環が悪くなっている状態のため、速やかに医療機関を受診してください。
重症度Ⅲ度(重症)は熱射病とも呼ばれます。主な症状は、意識が明らかにおかしい、40度以上の体温です。
脳を含む重要臓器に障害が起きてしまい、命にかかわる危険性もあるため、速やかに救急車による搬送が必要です!!
『自分は大丈夫。』これが一番怖い思い込みです。
気温が高くない日でも、湿度が高い日が続くのはこれからの梅雨時期です。日本は湿度の高い国なので危険と隣り合わせだと思っているくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
一日の水分量を計るのは大変ですが、意識して飲むことを継続していただきたいです。
喉が渇いてから水分をとるのでは遅いので、30分~1時間に一度はお茶やお水を口にすることを癖をつけてもらうといいと思います 😳 一口飲む、または口の中を湿らせる程度でも効果的です。
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ですがテレビでもよく言われている『ペットボトル症候群』にはならないようにお気をつけください🐼