よく噛むことと体型は関係あるの?
- 2026年2月20日
- むこ栄養だより
「速く食べるクセ、ありますか?」
ゆっくり噛むことはいいこと。と一度は耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際”食べる速さ”と体型には関係があることがわかっています。
一般的に早食いという漢字は「早い」を使いますが
体型との関連に関しては
食べるスピードが速いことに注目するため「速食い」と今回は表記します。
福岡女子大学の研究では
小学生〜中学生の頃の食べる速さと、20歳時の体格(BMI)を調べたところ、
子どもの頃に早食いだった人は、20歳時のBMIが高い傾向が見られました。
つまり、食べ方のクセは子どもの頃から始まり
大人の体型にも影響する可能性があるということです。
やはりよく噛んで食べることは良いことのようですが
それはなぜなのでしょうか。
理由のひとつは「満腹感」です。
ゆっくりよく噛むと満腹感が得られ、食べ過ぎを防げると言われています。
また、胃腸の消化機能も助けてくれます。
これは食べ物をよく噛むことで消化酵素を含む唾液と混ぜ合わせることができるからです。
さらに脳の血流が良くなり、脳の働きを活発にします。
他にも虫歯予防や気持ちを安定させてくれたりします。
よく噛むことのメリットはわかったけれど忙しい毎日の中で
食事をゆっくり味わうのは難しいですよね。
でも、特別なことをしなくても大丈夫です。
噛みごたえのある食材を選ぶだけでも、自然と噛む回数は増えます。
そこで、簡単に作れて「噛む」を助ける一品をご紹介します。
かみかみ副菜:かみかみにんじんサラダ
【材料(作りやすい分量)】
・にんじん 1本
・塩こうじ 大さじ1
・レモン汁 大さじ1
・すりごま 大さじ2
【作り方】
① ボウルに千切りにしたにんじんを入れる。
② ①に塩こうじ、レモンを入れよく混ぜ合わせ、しんなりさせる
③ すりごまを入れよく混ぜ合わせて完成
シャキッとした食感で、自然と噛む回数が増えます。
またシャキシャキと噛んでいる時の音にも注目して噛んでみてください。
1日おくとより味がなじんで美味しいです。
「何回噛まなきゃ」と頑張らなくても大丈夫。
まずは一口だけ、少しゆっくり食べてみてください。
その積み重ねが、体をやさしく整えてくれます。
他にも食事のことで気になることがございましたら
栄養相談を実施していますので
お気軽にご相談ください。
参考文献:小・中学校時代の食べる速さが20歳時の体格に及ぼす影響
