ごちそうが続く年末年始に気をつけたい食事の工夫|むこきたクリニック|伊丹市野間の内科・糖尿病内科

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ごちそうが続く年末年始に気をつけたい食事の工夫|むこきたクリニック|伊丹市野間の内科・糖尿病内科

ごちそうが続く年末年始に気をつけたい食事の工夫

ごちそうが続く年末年始。

「いつもより多く食べてしまった」と感じてしまい

食べすぎた日の翌朝は

毎回、「食べない」「コーヒーだけ」という習慣はありませんか?

体重が1〜2kg増えてしまったからと

焦って朝食を抜いたり、コーヒーだけにすると

かえって、太りやすい状況をつくってしまいます。

脂質の多い食事やアルコールで胃腸に負担がかかっている状態だからこそ

翌日の食事のポイントは

“胃腸の負担を減らしながら、代謝を整えること”

ここからは、そのために意識したい食事の調整方法を順番に解説します。

①欠食はしない

欠食をすると、血糖値の急上昇に繋がり、食欲が乱れてしまいます。

かえって太りやすい状況につながってしまいます。

②むくみを解消する

塩分を摂り過ぎたときは水分をこまめに補給して体の外に塩分を排泄しましょう。

カリウムの多い豆類や海藻、きのこ類を摂るのもおすすめです。

③胃にやさしいものを摂る

食べ過ぎた翌日は「消化に時間のかかる食品」を避けるのが基本です。  

  • 控えたいもの:脂っこい料理、甘いデザート、揚げ物、肉の脂身など 
  • おすすめ:やわらかく煮た野菜、温かいスープ、白身魚、豆腐など 

温かい汁物は消化を助け、体を温め、満足感を高めてくれます。

朝ごはんには、ご飯、お味噌汁、納豆など軽いおかず(おかずはなくてもOK)がおすすめです。

-胃にやさしい大根ときのこのスープ-

**材料(2人分)**  

– 大根……100g  

– しめじ・しいたけ(お好みのきのこ)……合計100g  

– 出汁……400~500ml  

– 醤油……小さじ1  

– すりおろし生姜、ねぎ(小口切り)…………少々  

– 塩……ふたつまみ  

**作り方**  

1. 大根をいちょう切りにする。  

2. 鍋にきのこ、大根、出汁を入れて火が通るまで煮る。  

3. 火が通ったら、 醤油と塩で味を整える。

4. すりおろし生姜、ねぎを飾って完成。

お好みで豆腐を追加をするのもおすすめです。

温かく消化にやさしい、翌日にぴったりのスープです。

 

最後に・・・

食べてすぐに脂肪になるわけではありません。

食べ過ぎたあとは

今回ご紹介した工夫を意識すれば、リセットにつながりやすくなります。

年末年始のお食事は楽しみながら、翌日の調整でバランスを取りましょう。

「どうしても食べ過ぎが止まらなかった…」というときは、栄養相談へお気軽にご相談ください。