咀嚼の大切さ|むこきたクリニック|伊丹市野間の内科・糖尿病内科

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咀嚼の大切さ|むこきたクリニック|伊丹市野間の内科・糖尿病内科

咀嚼の大切さ

こんにちは。来月の6/4は「虫歯予防デー」ですね。

いつも以上に歯を意識し、ケアしてみてはいかがでしょう?

健康的な食生活にはやはり「よく噛んで」食事をすることが大切です。よく噛まずに食べると「早食い」になり、それが続くと生活習慣の乱れにも繋がってしまいます。

咀嚼の大切さ・・・というと日本咀嚼学会で推奨している「卑弥呼の歯がいーぜ」という標語があります。こちらは「噛むこと」で得られる8つの効果をわかりやすく紹介しているのですが、そもそも弥生時代の卑弥呼の食事は噛む回数が何と現代の食事の6倍だったそうです(およそ3990回)!

近年は硬い物を上手く噛めない人もいるので、健康長寿のためにも「噛むこと」を意識していきたいですね。

【ひみこのはがいーぜ】

「ひ」肥満防止・・・よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食事の満足感が得られると共に過食・肥満防止につながります。

「み」味覚の発達・・・よく噛むと、素材そのものの味がよく分かるようになり、味覚の発達につながります。

「こ」言葉の発音がしっかりする・・・よく噛むことで顎まわりの筋肉が発達します。歯並びにも影響しますが、正しい口の開き方ができると正しい発音もでき、表情も豊かになります。

「の」脳の発達・・・噛むことでこめかみ付近がよく動き、脳の血流もUPします。脳の血流が良いと脳の活性化にも役立ちます。

「は」歯の病気予防・・・歯の表面が磨かれ、唾液の分泌がよくなるため、虫歯や歯周病予防にもつながります。

「が」ガン予防・・・唾液の成分ペルオキシダーゼには食品中の発ガン性物質を抑える働きがあります。

「い」胃腸の働きを促進・・・食品をかみ砕いてから飲み込むことで胃腸への負担が軽くなり、胃腸の働きを正常に保ってくれます。

「ぜ」全身の体力向上・・・噛みしめる力を育てることで全身にも力が入り、体力や運動神経の向上、集中力を養うことにつながります。

急いでいると早食いにもなりがちですが、意識できるときは「よく噛んで」食事をしてみましょう。