帯状疱疹ワクチンについて💉
- 2024年5月14日
- むこ事務だより
こんにちは。
今日は最近CMでも放送されていて、当院でも問い合わせの多い【帯状疱疹】についてふれていきます。
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。さら
に目や耳や顔にも症状がでることもあるそうです。
初期症状は、皮膚の痛みや違和感・かゆみです。
続けて皮膚症状が現れるとピリピリと刺すような痛みとなり、
夜も眠れないほど激しい場合があります(´;ω;`)
50歳台から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。
帯状疱疹の予防には、規則正しい生活習慣や適度な運動が大切です。
そのほかに50歳以上の方と帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方は、
帯状疱疹の予防接種を受けることができるんです💉
むこきたクリニックではシングリックス(不活化ワクチン)をお勧めしておりますので紹介させていただきますね。
シングリックスとは?
- 病原性をなくしウイルスの一部のみを使用した「不活化ワクチン」
- 50歳以上で97.2%の予防効果があり、10年後も80%を超える長期予防効果
- 副反応として、注射部位の痛みや腫れ、全身的な倦怠感、頭痛、筋肉痛、悪寒、発熱などがあり、弱毒生水痘ワクチンよりも副作用は多め。
- 弱毒生水痘ワクチンより高価(2回接種で44000円)市によっては助成あり。
- 2回の筋肉内注射が必要(1回目の接種から2か月の間隔をおいて2回目の接種を行う)
予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、たとえ発症しても症状が軽くすむという報告があります。
なお、予防や治療に関する詳しいことについてはいつでも当院にてご相談ください🐼