風邪の時の食事
- 2023年11月17日
- むこ栄養だより
急に寒くなり、風邪を引かれる方が増えていますね。
疲れやストレスで免疫力が低下すると風邪を引きやすくなります。
手洗い、うがいで予防はもちろんですが、引いてしまった時のお食事についてお話ししたいと思います。
風邪を引いたときは十分に水分をとり、脱水症状を起こさないよう、またウイルスや細菌を排出しやすくすることが大切です。食欲があるときは食事をとって頂きたいですが発熱時など、普段より胃腸の機能が弱まっている状態なので、消化の良いものを摂るよう心掛けましょう。
〈おすすめ〉雑炊、野菜煮、煮込みうどん、卵スープ、豆腐、ゼリー、シャーベット
〈避けたいもの〉エビフライや唐揚げのような揚げ物、ベーコンやステーキといった脂身の多い肉類、ケーキ・ドーナツ等のような油の多いお菓子
咳や鼻水が出るときは粘膜保護に関わるビタミンA(人参やかぼちゃ等の緑黄色野菜)、免疫細胞の材料となるたんぱく質(ささみや豆腐は低脂質で胃腸に優しい)や免疫力を高めるビタミンC(いも類や果物、緑黄色野菜)を中心に抵抗力を回復できる食事を心がけましょう。
(おすすめ料理)
中華風かゆ:鍋に水、酒、鶏がらスープ、そぎ切りをした鶏ささみを入れてひと混ぜさせる。千切りした大根・人参・しょうがを加えてご飯を入れ、ひと煮立ちさせておかゆを作る。仕上げにごま油少量を入れ、器に盛りつけ、お好みで薬味(ねぎや三つ葉など)を散らす。