帯状疱疹ワクチン定期接種が始まりました!
- 2025年4月28日
- むこ事務だより
高齢者の帯状疱疹定期予防接種についてお知らせします。
令和7年度より高齢者の帯状疱疹ワクチンが定期接種となります。
令和7年度の対象者は、今年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方と100歳以上の方です。また令和12年度からは65歳の方となります。
今年度に対象となる65歳以上の方へは、予防接種券が送付されています。接種機会は1年間ですので、体調の良いときに接種を検討されてくださいね💉
むこきたクリニックでは予約をいただいてからワクチンを発注いたします。そのため予約なしでの来院の場合は接種できないこともございます。
恐れいりますが、お電話にてご予約くださいますようお願いいたします。
◎対象者
- 伊丹市に住民登録がある次の人
- 令和7年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる方。
- 60歳~64歳で身体障害者手帳1級相当のヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害のある人(身体障害者手帳か診断書持参)
◎実施期間
令和7年4月1日~令和8年3月31日
◎持ち物
・マイナ保険証または健康保険証
・伊丹市から送られてきた「令和7年度 高齢者の帯状疱疹予防接種券」
・自己負担金 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)1回1万1千円×2回
・生活保護法による被保護世帯に属している場合は、「生活保護受給証明書」、または中国残留邦人等支援法による給付を受けている場合は、「支援給付受給証明書」を市内実施医療機関へ提出すれば自己負担金免除となります。(いずれも市福祉事務所で発行しています。)
また、市内在住の50歳以上の方は市からの助成金が交付れます。(但し、4,000円を上限とされています。)
- 市内に住所を有すること。
- 満50歳以上でかつ令和8年3月31日時点で60歳以下であること。
- 過去にこの助成を受けていないこと。
助成金の交付を受ける方は、伊丹市帯状疱疹ワクチン接種費用助成申請書に次の書類
を添えて送付してください。
送付先:郵便番号664-0898 伊丹市千僧1‐1‐1 市保健センター予防接種担当
①伊丹市帯状疱疹ワクチン接種費用助成申請書(様式第1号)
➁伊丹市帯状疱疹ワクチン接種費用助成請求書(様式第5号)
③領収書及び明細書の原本(ワクチンの種類が記載されたもの)
④助成対象者の本人確認書類の写し※写真ありは1点(マイナンバーカードや免許証 など)、写真なしは2点(保険証や年金手帳など)
伊丹市帯状疱疹ワクチン接種費用助成申請書はこちら↓
https://www.city.itami.lg.jp/material/files/group/176/yousikidai1dai5.pdf
帯状疱疹ってどんな病気??
帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した水痘(帯状疱疹)ウイルスが再活性化することにより神経支配領域に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に時に痛みを伴う水疱が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。
帯状疱疹の発症率は50代から高くなり、年代が上がるにつれて増加する傾向にあります。
高齢になるほど発症率が高くなる要因の一つとして、加齢に伴い免疫力が低下することと関係があると考えられています。
このほか、がんや糖尿病など免疫力が低下する病気を患っていたり、ステロイドの内服薬や抗がん剤など免疫の働きを抑制する薬を服用していたりする場合も帯状疱疹を発症する要因となり得るとされています。
働き盛りの世代でも、仕事や家事、子育てや介護などで多忙な日々が続いていたり、ストレスや疲労を重ねていたりすると、ある日突然帯状疱疹を発症する場合があります。免疫力を高める食事や睡眠をしっかりととっていただき、心の安心の為にも予防接種を検討されてみてはいかがでしょうか🌸